TOP » 将来を見据えて
女性の中には、結婚をしたら現在の仕事を辞めたいと思っている人が少なくないでしょう。仕事自体がきつかったり、職場の人間関係が悪かったりすると尚更です。共働きの夫婦が一般的となってきている現代でも、家事は女性がやるものという固定観念が日本には定着してしまっています。結果として、結婚後も女性が働きながら家事を担うケースが多く、不公平感を抱く女性も多いはずです。
しかし、将来を見据えて考えると、働くのを辞めてしまうのは決して得策ではありません。仕事が大変だと、家にいて家事だけしていれば良い主婦が憧れの存在に思えたりします。
しかし、現代は3組に1組が離婚するとまで言われている時代です。専業主婦となった後に夫から一方的に離婚を希望された場合、収入がない身分では生活していくことが不可能です。夫に泣きついて何とか離婚を踏みとどまってもらうしかありません。逆に自分が夫に不満がある場合でも、今後の生活を考えるとそれを訴えることさえ出来ないかもしれません。我慢の続く結婚生活を送らず済むためにも、自分のセーフティーネットとして決して仕事は失わない方が良いのです。子どもがいる場合であれば子どもを守り育てていくためにも尚更です。
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